L-ドーパ吸収を阻害する食材は?
ムクナ豆の食べ合わせで気をつけたい食材は、バナナです。一緒に食べると危険、ということではありませんが、バナナに含有されるポリフェノール酸化酵素が、ムクナ豆のLドーパの吸収を阻害すると言われており、せっかく摂ったLドーパの吸収が妨げられてもったいないことになってしまうということです。バナナを食べるときは、ムクナ豆を食べてから2時間程度経ってから食べるようにすると問題ないと言われています。
ムクナ豆粉末を利用されていて、これまでバナナと一緒にヨーグルトに入れて食べていた、スムージーにして飲んでいたという方は、せっかく摂ったLドーパ成分を無駄なく吸収できるよう、食べ合わせをアレンジしてみてもいいかもしれませんね。バナナと一緒に食べて、ちょうどいい具合にムクナ豆が効いている感覚があれば、もちろん食べ合わせを変える必要はありません。ムクナ豆粉末は、きな粉のような風味で、お料理、おやつ等何にでも合うので、お気に入りの食べ方を見つけることも楽しみたいですね。
L-ドーパ吸収を促進する食材は?
逆にL-ドーパの吸収を高める、ムクナ豆と食べ合わせが良い食材は「柑橘類」です。これは柑橘類の酸性によってLドーパの吸収が早まるためです。柑橘系のフルーツやジュースの他、レモン水などとの食べ合わせもおすすめです。もし基本の3gの焙煎粉末を摂って効果を感じられない場合や、粉末の摂取量をこれ以上増やしたくないという場合は、量を増やすのではなく、レモン水と一緒に3gの粉末を摂ってみて、効果に変化が出るかを観察するのも一つの手ですね。貴重なLドーパを無駄なく体内に取り込みたいものです。